先日、熊本県を中心とした九州地方で地震が発生しました。何と最大震度は7。数年前の能登半島地震と同じく倒壊した家屋に加えて熊本城の崩れた石垣、そして地震の影響によるショッピングモールのガス爆発。まさに現在、このブログで“「耐震」の重要性を学ぼう”というお役立ち情報を発信していますが、改めて日本は地震大国であることを思い知らされます。また、この度の災害によりお亡くなりになられた方に心より哀悼の意を表しますと共に、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早く、安心して過ごせる日々が戻りますようお祈り申し上げます。
そして連日の地震の報道を見ていて気になるのが「暑さ」です。ここ群馬でも7月中旬以降は晴れの日が一気に増えて気温が35℃を超える日が続き、家にいると「熱中症に注意して下さい」という防災アナウンスも聞こえてきます。もはや夏の暑さは災害レベル。かといって急に雨が降り出して少しは涼しくなるかなと思うと、いやいや降り方が尋常じゃない。「線状降水帯」、いわゆる局地的大雨。瞬く間に道路は冠水、車は立ち往生。やはり、これも災害。
そして雨によって地盤が緩み、土砂崩れが発生。もちろん、これも災害です。7月中旬には北関東自動車道の太田強戸スマートインターチェンジが土砂崩れによって閉鎖されました。日常的に様々な災害に遭う…いったい日本はどうなってしまったのでしょうか。しかし世界を見渡せば、ヨーロッパでは「熱波で〇〇人が死亡」といったニュースも聞こえてきます。これも地球温暖化の影響なのでしょう。


では、ここで夏の暑さや水害への対策を簡単にご説明したいと思います。
【熱中症は家の中でも起こる】
夏の気温が上がるなかで増えているのが「熱中症」 です。昔は「日射病」なんて呼ばれたこともあり、「運動中や歩いての移動中など屋外で起こることが多い」と思われがちですが、実は冬のヒートショックに並ぶ、今や油断できない家庭内事故の一つです。特に熱中症患者や死亡者数のなかで多数を占めるのが高齢者で、汗をかいたり熱を放出したりすることで体内のバランスを保つ体温調節機能 が衰えているにも関わらず「まだ大丈夫」と我慢してしまったり、そもそも エアコンが苦手だったり、電気代の高騰 による節電意識が逆に熱中症を発症する原因の一つとなって症状の悪化に繋がってしまっているのです。
対策としては、まずはエアコンの使用を躊躇しないこと。エアコンの風が不快とか、電気代が気になる… という方もいるかもしれませんが、人の命には代えられません。それに設定温度の違いから、 冷房の電力消費量は暖房よりも少なくて済むのです。また、窓から射し込む陽の光をしっかりと遮ることや、「暑さ指数(WGBT)」 または「熱中症指数」を測定するほか、やはりこまめに水分と塩分を補給することが大切です。




【住宅における水害対策】
水害とは先に挙げた道路の冠水による車の水没や土砂崩れだけに留まらず、住宅も被害を受けることがあります。7月中旬の大雨の際は、群馬テレビの報道によれば住家被害として太田市で床上浸水19軒・床下浸水56軒、伊勢崎市で床上浸水6軒・床下浸水17軒、桐生市で床上浸水11軒・床下浸水6軒などが報告されています。床上浸水となると床だけでなく家具や家電も使い物にならなくなってしまうなど被害は大きく、多額の費用がかかってしまうかもしれません。家づくりを考える際は、事前にハザードマップをしっかりと確認しておくこと。また、建物を支えるコンクリート基礎を高めに設計することも非常に効果的です。



定期的にこのブログで更新している「お役立ち情報」でも耐震性だけでなく、今後より具体的な内容で「夏の暑さ対策」や「災害対策」を計画していますので、お待ち下さい。
そして最後になりますが7月26日(日)に、4か月に1回の住宅雑誌IECOCORO群馬版が発行になりました。今回は26夏秋号で、6月上旬に撮影・取材を実施したO様邸を最初の見開きページで大きくご紹介しています。表紙と掲載ページがこちら。


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