ロシアによるウクライナ侵攻に留まらず、未だ終結の見通しがたたないアメリカとイランの戦争。ホルムズ海峡の封鎖によって原油価格が高騰すると、石油を由来とした建材(断熱材・外壁材・樹脂製品・接着剤・塗料等)や輸送コストが一斉に値上がりします。つまりハウスメーカーや工務店に限らず、住宅一棟あたりの原価も上がってしまう可能性があるのです。
さらに価格だけでなく、様々な建材や設備の納期遅延も発生するでしょう。大手設備機器メーカーのTOTOは、4/13に住宅向けユニットバスの受注停止を発表し、業界関係者に大きな衝撃を与えました。その後すぐに段階的な受注の再開を発表しましたが、今後もこういったことが続く可能性も考えられます。家づくりをご検討中の方は、「金額」「納期」などを考慮したうえで計画することをオススメします。不安な方は、いつでもマイホームの事務所まで相談にお越し下さい。

さて話を本題に戻して、5月の現場巡りです。最初は伊勢崎市/U様邸。外観は過去2回と違って西側からのフォルムを。シンプルなBOXタイプ。コンパクトですが、寝室にはバルコニーが設けられています。最近ではバルコニーのないお住まいも増えましたが、なぜU様邸にバルコニーがあるかというと…やっぱり天気の良い日はお布団を外に干したいですよね。夜にふかふかで良い香りのする布団や毛布にくるまって寝る…実は私、その瞬間がけっこう好きなんです(笑)。もちろん衣類も「たまにはどうしても外に干したい」という方もいます。これはもう、それぞれの好みや価値観の違いですね。リビングのメインウォールに作られたニッチやパントリーのアール壁など、マイホームの「手間を惜しまない」姿勢も伝わるのではないでしょうか。




N様邸と美容室「Hair Betaer(ヘアビタール)」が無事にお引渡しを迎えたため、2軒目はY様邸です。外壁工事が完了しており、サイディングは以前にパースでご紹介した「グラニットホワイト」。続いて室内で目を引いたのは、吹き抜けに隣接する小上がり空間。畳なのか板間なのか…それは完成時をお楽しみに。そして今はまだイメージが湧きませんが、この小上がり部分に階段が設置され、2階へと上がっていけるようになります。6月の現場巡りでは、恐らくある程度は形になっているでしょう。規格住宅では絶対にできない、まさに「超自由設計」だからこその間取りです。最後は脱衣室のニッチと、床下点検口。ちなみに床下点検口とは床下に人が入るための出入り口で、シロアリや排水の水漏れなどをチェックします。定期的な点検は必須で、床下点検口のない家はほぼありません。




続いてのK様邸は「上棟」の様子をお伝えします。やはり大型のクレーン車で木材を吊り上げる姿は本当に絵になりますね。天気も快晴だからこそ、傍で見学している私も思わずテンションが上がり、見入ってしまいます。訪れたのはお昼過ぎで、2階の柱や梁を組み上げていたところ。下で木材を固定し、合図を出すとクレーン車で木材を吊り上げ、組みあがった梁の上に立つ職人さんたちが細かく指示を出しながらゆっくりと木材を受け取り、そのまま組んでいきます。しかし、いつ見ても床のない、梁の上をスイスイと歩いていく職人さんたちには「凄い」の一言。慣れとはいえ、私は絶対に梁にしがみついたまま動けません。いや、そもそも間違いなくあの場所まで辿り着けないでしょう(笑)。






次はご実家の敷地内に建築中のT様邸。この日はK様邸の上棟のため、室内の大工工事はお休み。その代わり、外では職人さんが遮熱シートの下部分に防水テープを張っていました。これが終わると、いよいよ外壁(サイディング)工事へと進んでいきます。すでに窓も設置され、当初の計画通り順調そのものです。




最後は前橋市のI様邸。基礎工事が終わると、より家の形がよく分かりますね。「Z」の字の上下の間の線を真っすぐにした個性的なフォルム(卍の片方だけ…といった方が分かりやすい?)です。次は、いよいよ上棟を迎えます。


計5現場を一気にご紹介した5月の現場巡りでした。完成邸も順次、お披露目できると思いますので、お楽しみに。特に美容室は必見です♪