住宅を建てる際に活用できる様々な補助金。以前のブログで国が行っている「住宅省エネキャンペーン2026」をご紹介しましたが、今日は群馬県が行っている補助制度をご紹介したいと思います。その一つが「ぐんまゼロ宣言住宅促進事業」です。
これは気候変動の影響によると考えられる温暖化や自然災害の増加、新型コロナウイルス感染症など私たちを取り巻く環境が刻々と変化していくなかで、群馬県産の良質な木材を使用した住宅において「省エネ性能」の基準を定め、「エネルギー」を創り出し、地域の資源を循環的に利用するサイクルを作ることで、性能の向上を図りながら、個人生活や環境面において高い効果を発揮する住宅の普及を目指す—というもの。さらに「ぐんまゼロ宣言住宅」の普及は、温室効果ガス排出量ゼロの達成に加えて、群馬県内における林業・木材産業・住宅産業といった地域循環経済の活性化にも繋がります。


では、実際にどれだけの補助金が受け取れるかというと、子育て世帯(令和9年3月31日時点で18歳以下となる子と同居している世帯)限定にはなりますが、その額はひと世帯あたり50,000円です。また、この事業では供給事業者である工務店側も、群馬県産木材の使用量に応じて、立方メートルあたり 12,500円の補助金が受け取れることになっています。
【補助金を受け取るための必須要件】
①群馬県が定める省エネ性能(ZEH水準)を満たした住宅であること
➁群馬県産の木材を3㎥/棟以上に使用すること(土台・柱・梁などの構造材に使用、また平均ではなく1棟ごとに必須)
➂太陽光発電設備等、再生可能エネルギーを利用した創エネ設備を導入すること(導入量は問わず、対象住宅に紐付いていれば屋根置き以外も対象)
ちなみに群馬県産の木材には、「ぐんま優良木材」と言われるものも存在します。群馬県の豊かな自然に育まれ、かつ群馬県内で生産された合法な素材丸太などを原材料に、「ぐんま優良木材品質認証センター」が定める基準に適合した、品質を保証された製材品のことを指します。




補助金の支給は直接お施主様の指定に銀行口座に振り込まれる仕組みです。以前にご紹介したGX志向型住宅や長期優良住宅に比べると…確かに「少ない!」と思う方もいるかもしれませんが、構造躯体に群馬の木を使うだけで50,000円が貰えるわけですから、良い+αとして自己負担の軽減に繋がるのではないでしょうか。間違いなく知っておいて損のない補助制度の一つです。