群馬県では平成3年度(1991年)から毎月「新設住宅着工戸数」というデータを公表しています。その推移を見ると、注文住宅にあたる「持家」で最も年間の着工戸数が多かったのは平成8年度(1996年)で、14,687戸です。
その後、住宅着工戸数は少しずつ右肩下がりの状況が続き、ついには7,000棟を割り込みます。しかし、平成25年度(2014年)は消費税が5%から8%に増税する前の「駆け込み需要」の影響もあり、一時的に約8,000戸へと回復しました。
しかし当然「駆け込み」ですから、その後の需要は落ち込み、さらに戸数は減り続けます。そして、どこまで減り続けたかというと…一昨年にあたる令和5年度はついに5,000棟を割り込み、4,937戸という結果でした。平成3年度が14,687戸でしたから、何と約30年前に比べると約10,000戸、この10年だけで見ても約3,000戸も減ってしまっているのです。これは一気に減ったわけではないとはいえ、もちろん住宅業界には大打撃です。
そして群馬県には、群馬建設新聞より毎年「群馬県内着工棟数ランキング」なるものが発表されています。これはその年のハウスメーカーや地元工務店それぞれの住宅・倉庫・店舗・共同住宅の合計着工棟数を記載したもので、平成25年と直近のデータである令和5年を比較してみると大きく数字を落としていることが分かります。一条工務店は254棟→302棟とむしろ伸ばしているあたりさすがですが、他を見ると積水ハウス446棟→163棟、群馬セキスイハイム286棟→193棟、ミサワホーム204棟→74棟、大和ハウス226棟→79棟、住友林業154棟→106棟、パナホーム152棟→87棟etc…。
これは業界全体の需要の低迷、その会社の商品力の低下等その要因は一概には言えないとはいえ、大手ハウスメーカーを中心に約10年でこれだけ数字を落とすとなると、それだけ仕事が取れなくなった、または仕事がなくなった営業マン・設計士・現場監督、そして様々な下請けの職人さんたちがいたのではないかと想像してしまいます。。。
では、マイホームはどうなのかというと、2012年は11棟で109位、2023年は15棟で63位と何とスタッフの人数は大きく変わっていないのにも関わらず業績が上がっているのです。そして今年3月25日に発表された2024年度上期(半年)の建築着工棟数ランキングでは12棟で29位に位置しています。偏りがあるとはいえ、単純計算で年間24棟ペースです。これだけハウスメーカーが着工棟数を落としているなか、長い年月で見ても、いかにマイホームが安定しているかが伝わるかと思います。
また、業界全体の需要低迷が叫ばれるなかでも、しっかりと1人1人のお客様に寄り添い、「できないことはない」というくらいお客様の夢を叶えるために誠心誠意取り組んでいるからこそ、多くのお客様にマイホームの掲げる「坪42万円からの家づくり」に共感して頂き、一生に一度のお住まいを任せて頂けているのだと自負しています。
家づくりを依頼するパートナーを選ぶときには、誰しも「この会社に頼んで大丈夫か」「万が一、倒産したりしないか」と心配することでしょう。今回のように着工棟数が減少している数字を目の当たりにすれば、なおさら不安が募るかもしれません。しかし、先に挙げた実績が証明しているように、さらには毎月の「現場巡り」で数多くの現場が動いていることが分かるように、マイホームに対してはその心配は当てはまりません。どうぞ安心して、家づくりの相談にお越し下さい。ぜひ「坪42万円からの家づくり」で、ご家族の夢や理想、譲れないこだわりをカタチにしませんか。