~煙突の重要性を知るpart1~
当然のことながら、薪ストーブは「火」を扱うアイテムです。これまでは薪ストーブの魅力を数多くご紹介してきましたが、最後となる今回、皆さんにお伝えしたいのは「煙突」の重要性です。
薪ストーブに「煙突」は欠かせません。薪ストーブ文化の根付くアメリカやヨーロッパでは「煙突」の施工に関する資格があるほどで、それだけ注意すべき存在だと認識されています。しっかりと薪が燃えて、上昇気流を起こすことで、より薪ストーブ本来の魅力が発揮されるでしょう。
煙突は「シングル煙突」と「二重煙突」に分類されます。なかでも2枚の鋼板の間に断熱材を充填した「断熱二重煙突」が、安全性の面でも最も優れています。値は張りますが、性能の違いは歴然です。なるべく薪ストーブ本体から4~5メートルは立ち上げるのが理想的で、横引きが長すぎたり曲がる部分が多いと、スムーズな排気ができないため注意が必要です。