最近のブログは現場紹介が続きます。本日、ご紹介するのは伊勢崎市のH様邸と、前橋市のA様邸です。
まずはH様邸から。約20坪という非常にコンパクトな平屋です。写真は外観、浴室周りの断熱材、そしてキッチンの換気口です。行き届いた整理整頓と、適切かつ高い施工力が窺えます。
次に前橋市のA様邸。こちらも平屋で、完成間近です。写真はグレーで統一したデザインがカッコいい外観、そして念入りに養生したキッチンと陽当たりの良いリビング。
日用品はもちろん、様々な建築資材や設備が高騰する今、二世帯住宅を除けば以前のように「広くて大きい家」を建てることは、現実的な選択肢ではなくなってきました。この2邸からも分かるように、平屋か2階建てかはさておき、今後もコンパクトな住まいが増えることが予想されます。限られた予算の中で、いかに延床面積を抑えつつ、ご家族の求めるデザインや間取り、性能を実現するか。まさに設計士や工務店の「腕の見せ所」というわけです。
マイホームには、他のハウスメーカーや工務店で理想と現実のギャップに悩みながら、それでも「夢を諦めきれない」と藁にも縋る想いで、たくさんのお客様がお見えになります。もちろんマイホームも、価格高騰の影響がないわけではありません。それでも「坪35万円からの家づくり」を掲げる以上は、今後も設計の工夫や様々なコストカットで、多くのお客様の期待に応えられるよう引き続き精進していきたいと思います。