柱を立てて、梁を水平に通し、斜めに入れる筋交いで補強する、日本の伝統的な在来工法です。鉄やコンクリートに比べて自重が軽いため地盤への負担が少なく、最近では機械加工による精度の高い部材の供給が可能となり、工期の短縮にも繋がっています。
一番の特徴は、何といっても自由度の高い設計でしょう。耐震性をクリアすれば、比較的どんな間取りやデザインにも対応しやすく、構造上の制限も受けにくいため、狭小地や変形地にも柔軟にプランニングできる点も大きなメリットです。
将来的な増改築やリフォームなど、壁を抜いて部屋を繋げたり、逆に壁を設けて部屋数を増やすなど、可変性を持たせながら建築したい方にもオススメの、地元工務店に最も多い工法です。