6月14日付の上毛新聞で「新築住宅に省エネ義務化」との記事が掲載されました。簡単に説明すると、国が「2025年からは省エネ基準に適合する住宅を建てで下さいね、じゃないと罰金を科す場合がありますよ」と言っているのです。
スマートハウスに始まり、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やHEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)といった新たな指標(基準)が生まれ、今年に入って断熱等級も「7」まで新設されました。もはや省エネかつ脱炭素化は避けられません。
2025年の省エネ義務化では着工前に行政が実施する建築確認審査の際に、断熱性能はもちろんエネルギー消費量が基準に適合しているかどうかチェックされます。未達成の場合は是正が命令され、家を建てることができなくなるケースも出てくるでしょう。これに従わない場合、300万円以下の罰金を科すとも記事には書かれています。
住宅も、ハイブリッド車や電気自動車が次々と開発された自動車と同じ道を辿っています。ただ、省エネ化は月々の高熱費を抑えたり、基本性能が大幅に向上することで冬場のヒートショックの防止に繋がるなど、メリットが多いこともまた事実です。
マイホームもデザイン性を磨き、より使いやすい間取りをご提案することはもちろんのこと、引き続き国の指針以上の高性能化を目指していきたいと考えています。