今年1月のブログで「ウッドショック」について書きました。木材不足については解消しつつあるものの、価格の高騰は続いたままで、さらなる関連資材や設備の値上げラッシュまた納期の遅れも懸念されています。
ただでさえ大変な状況に追い打ちをかけたのが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻です。新建新聞社が発行する「新建ハウジング」3/30付の記事によれば、欧米の環境・人権NGOの数百機関が連名で、ロシアとベラルーシで生産される全ての木材(丸太等)、木材製品、木製家具などの輸入の即時禁止を要請しているそうです。
ロシア産の木材が市場から消えれば、ますます需要と供給のバランスが崩れ、木材価格のさらなる高騰を招くことに繋がりかねません。住宅雑誌IECOCOROの最新号とバックナンバーを比較した結果、すでに群馬県内の多くの工務店でも「値上げ」が相次いだことが分かりました。マイホームでは引き続き可能な限りコストカットに努めており、「適正価格で理想の住まいをご提供する」という姿勢に変わりはありませんが、「今後の状況に応じて金額が変わる可能性がある」ということも、どうかご理解いただければと思います。