ハウスメーカーのモデルハウスを訪れると、まず営業マンから会社が推奨する工法や設備の説明を受けたり、好みのデザインなどについて聞かれることが多いと思います。しかし、マイホームは事務所を訪れたお客様に、まず資金計画や住宅ローン、様々な諸費用など「お金」について詳しくお話しています。身の丈に合わない返済計画で豪華な家を建てても、新型コロナウイルス感染症の影響もあって経済の見通しが立たない昨今、結果的に支払いが滞って家を手放すことになってしまったり、大好きな旅行や趣味を我慢することになるかもしれません。そうなったら、せっかくの豪華な家も意味がなくってしまいます。
※住宅雑誌のインタビューや、WEBサイト上にこれから追加する予定の「お施主様の声」で、必ずと言っていいほど多くの方がマイホームの印象として「資金計画」に触れるのは、このためです。
ただ、これまで4回に分けて解説してきた「お金」の話は、あくまで「マイホームの考え方」です。価値観の違いなど、別のご意見があることも重々、承知しています。しかし、マイホームが願うのは、「生活全般の相対的な価値を高め、ご家族がいつまでも幸せに暮らしていけるような家を建ててほしい」これに尽きます。
家づくりは土地・建物・住宅ローンという3つの分野が複雑に絡み合っているため、余計に難しく考えてしまい、躓く人も多いと思います。ご自分でしっかり知識を深めることも大切ですが、悩みすぎると家づくりそのものが楽しくなくなってしまう可能性があります。そのため、時には「家づくりのプロ」である工務店に、気軽に相談してみてはいかがでしょう。